「30代の頃から少しずつ太ってきたようだし、なんだか昔の服が似合わなくなっちゃったな」と感じている方って多いと思います。
僕もそう感じています・・・
お洒落にはちょっと興味あるけど、もう40代だからあまり若作りしても浮いちゃうしな?どういう格好すれば良いか分からない!
そんな悩みをお持ちの、着たい洋服が見つからない40代男性に似合う服の見つけ方についてご紹介していきたいと思います。
着たい服がない40代の男性にオススメする服選びのポイントとは?
40代の男性といえば、20代ほど若くはなく、かといってシニアでもないので、年齢相応の若々しさとスッキリ感を演出することが大事です。
そのためのポイントは以下の3点です。
自分の体型を知ること
まじまじと自分の体を見ることはないと思いますが、改めて鏡の前で自分の体形を見てみましょう。
また、家族などに見てもらえる人はウィークポイントを優しく指摘してもらうのもいいかもしれません。
表現としては「丸っこい」「ひょろひょろ」「がっちりしている」「首が長い」「手足が細い」「腰の位置が高い」なんて言葉で表してもらえるといいですね。
そして体格を確認したうえで
・隠したいところはどこなのか?
・カバーしたいところは?
・見せていきたいところは?
等を再確認しておきましょう!
IラインとYライン
この言葉は聞いたことがある方も多いと思います。
決して体型がIやYの形をしているという意味ではなく、コーディネートしたときにどう見えるかという姿(シルエット)のことなんですよね。
Iラインは上半身も下半身も細身でまとめたスタイルで、スラっと見えて取り入れやすいでしょう。
華奢な人や長身の人はもちろん、あまり服を選んだことがないから分からないよ!という人はまずこのIラインを意識してみてください。
細身といっても上下パツパツの格好をする必要はなく、あくまでその人本人にとって細身よりの合わせ方という認識でOKです。
一方、Yラインは上半身にボリュームを持たせ、下半身は逆にスリムに抑えたスタイルのことです。
着用イメージとしてはボリュームのあるニットやコートなどを羽織り、パンツは細身を合わせるといった感じになります。
このYラインはガタイの良い人が着るとかっこ良く決まりますし、上着のボリュームのおかげでお腹のシルエットが隠れるので体型隠しにも使えちゃいます。
色数を抑えてみましょう
お洒落をしようとするほど、どの色と色を組み合わせたら良いか分からなくなることありませんか?
実はそこまで難しく考える必要は無いんですね。
色数がやたらと多くなると子供っぽく見えることがあります。
10代、20代ならこれも似合うのですが、40代でやると若々しいのを通りすぎてしまうと『痛いよね!』なんてことにもなりかねません!
色の勉強なんてわざわざしなくて良いです。
まずは黒、白、グレーを基調としたモノトーンを軸に他の色を足すといった感じで選ぶと、派手っぽくならずスッキリとした雰囲気を簡単に出すことが出来ます。
ただしここで少し注意しておきたいのは、モノトーンだけでコーディネートすると、それはそれでもちろんお洒落になるのですが、特に黒と白の組み合わせは一見無難に見えて実はコントラストの差が大きいので、意外と目立ってしまうのです。
よって毎回、黒と白のコーデばかり選んでいると「あの人いつも同じ服着ている」という印象を持たれてしまいがちですので、そこだけ注意しておけば大丈夫です。
色の組み合わせについての豆知識
色の組み合わせは簡単なようで難しいです。
そこで一つアースカラーという考え方をご紹介しておきますね。
青い空と白い雲、水平線。
砂漠の上に広がる大空。
青々と茂った葉っぱの上に濃い紫色に咲いた花。
これらは自然界で見られる色や景色になりますよね。
こうした自然界にあって人の手が加わっていないものは、洋服の色の組み合わせに取り入れるとすごくいいです。
会社に行くときの道すがら、忙しいのはよくわかりますが、普段視界に入ってこない自然に目を向けてこうした色の組み合わせを見つけてください。
40代男性が使いやすいアイテム
テーパードパンツ
トレンドから定番になりつつあるテーパードパンツは裾にいくほど少し細くなるシルエットをしています。
よって足元をスッキリと見せることができるので、足長効果も期待出来ますよ。
プリーツ(折りひだ)の入ったタイプもありますので、お腹がちょっと気になる方にも無理なく履いて頂けます。
テーパードパンツを履く際の留意点は股下をきちんと調節することで、テーパードパンツはスッキリ見えるように裾が足のくるぶしあたりで止まるように合わせてください。
短すぎても寸詰まりになりますし、長すぎると変にもたついた印象になってしまいます。
ストレートデニムなどは多少長くても雰囲気が出せますが、テーパードパンツは裾の丈感がとても大事です。
細身の方は少し裾でパンツに丈がたるんでいてもOKですよ。
シルクカシミヤのカーディガン
普通のカーディガンもお薦めですが、40代に相応しい大人っぽさを演出するにはシルクカシミヤ混紡素材がとてもマッチします。
シルクの自然な光沢とカシミヤの柔らかくて上質な手触りは一般の綿素材のものとは全く異なります。
大変軽くて着心地が良く、薄手なのに暖かいといった、見た目にも機能的にも素晴らしい素材なので、カーディガンですから脱ぎ着も楽で体温調節にもピッタリです。
また、カーディガンは首元が空いて見えることが多いので、キリっとした印象を狙うなら、襟のついたシャツタイプのインナーにしておいたほうが良いですよ。
まとめ
着たい服がない40代男性が自分に合った服を選ぶポイントをまとめると以下のとおりです。
・IラインとYラインを参考に自分の体型に合ったスタイルを意識する
・色数を増やしすぎず、モノトーンに1色足すようなイメージで
・テーパードパンツや上質な素材のカーディガンを活用する
40代になって、昔より体型が変化してしまい、最近は服を楽しめてないなと思う方でも、色々冒険するより、歳相応のスッキリ見える服装を心がけるだけで素敵な印象に変わります。
ファッションは年齢や季節に応じて長く楽しめるものですから、無理せず出来ることから試してみましょう。
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