これはお手伝いに行っていたメーカーでのことで、自分という見せ方の演出を学んだ時のことです。
アパレル業界ってそうした一面もあるんだーと気負わず読んでみてください。
でも、お店で販売する人にとっても自分を演出するときの役立つエッセンスはあるとおもいますよ。
アパレル業界で自分を演出する!その見せ方とは?
メーカーへお手伝いに行っていた時のことで、そのブランドは2つのブランドを持っていて、この話はミセスブランでのことです。
営業として仕事をしていたトラですが、自分を演出することを考えました。
何度通っても嫌がられず、よりたくさん買ってもらえるように。
その考え方は・・・
いつも営業に行くときはこんないでたちでした。
海外旅行に行くときに持っていくでかくて頑丈なスーツケース。でも商品をぎゅうぎゅうに詰め込んだせいと、壊れかけなので自転車の荷台とかに使うゴムを2本グルッと巻いて右手でいつもコロコロと持っていました。
左肩にはIKEAの大きなブルーの袋に目いっぱい詰め込んだ商品を。
左手にはそのIKEAの袋の一回り小さく商品をいっぱいにした袋。
それと、自分の財布とかを入れたバック。
この4点セットでどこのお店にも営業に行きました。
するとどうでしょう?
広がっていくもんです。
「スーツケースとか大荷物で営業に来るやつがいるらしい」
これは、良くしてくれていたお店のオーナーから聞いた話です。
【作戦成功!】
こう思いました。
そして、もう一つ思っていたのが
「スーツケースとか大荷物で営業に来るやつがいるらしい」
とのんきなことを言っているバカな営業を追い越すことでした。
簡単だと思いました。
だって、自分で販売できるんですから^^
いつかそうした、演出した姿を笑ったやつらを出し抜いて、お店に置いている商品を全部トラの持ってきた洋服で埋め尽くしてやる!!!
半分冗談ですけどね^^
こうして自分を演出することで得られることは?
こうして自分を演出することで得られることは?というと
重たい荷物をもって足げく通ってくる営業さんって買ってあげたくなるんですよね~
追加とかもしてあげたくなるし、なんかあれば電話して相談してみたり・・・
自分でお店をやっていただけあって、お店の人の気持ちがありありとわかります。
そこをうまくついたわけです。
えっ!?
ずるい?
卑怯!?
これも演出です。
人気を取る!
これ、人が生きていくときに必要な本質的なスキルです。
これをどこで身に付けたかというと・・・
人気を取る(信頼を得る)!本質的なスキルを身に着けたきっかけが以外でした。
この人気を取る(信頼を得る)という、普遍的で本質的なスキルを身に着けたきっかけが以外なんです。
それは昔に見た、小松政夫さんが芸能界に入る前に車の販売をしていた時のずるい戦略を見てのことでした。
こうです。
小松政夫さんから車を購入した人から電話がかかってきます。
「エンジンがかからないんだけど・・・」
するとこう返事するそうです
「今すぐ行きます」
その時の服装がおもしろすぎるんですが。
車の整備をしに行くのにアイロンのかかった白いワイシャツをわざわざ着ていくそうなんです。
そして、電話の主に車を見せてほしい旨を伝えて、実際に見ます。
さらに、そうした電話をかけてくるときは大概簡単に治るときが多かったそうですが、なかなか厄介で手こずるふりをして、ワイシャツを黒く汚し、顔にも汚れをつけてっと。。。
そして「直りました」と伝えると、その奮闘したかに見える、汚れた様子を見せて得るんです。
「信頼」を。
電話の主はこう思います。
「洋服が汚れるまでこんなに一生懸命に修理してくれる。なんて親切な営業さんなんだろう・・・となりや仲のいい友達にもこのディーラーをすすめよう!」
仕掛けはというと
白いワイシャツを捨てて、信頼を得る。といういたって単純な物。
でも、はた目には感動してしまいますよね~
アイロンがかかった白いワイシャツが・・・
目に浮かぶようで、面白い演出ですがこれ置き換えると使えます。
接客に。
トラの場合にはメーカーでの演出に使っていたわけで、お店の人はこう思っていたと思います。
「毎回重たい荷物を持って営業に来る熱心なおにいちゃんだから何か買ってあげよう」
こんなイメージをつけては何度もお店に通う。
こうして自分を演出していたわけです。
さいごに
海外旅行に行くときに使うスーツケースとIKEAの大きなブルーの袋、そのIKEAの袋の一回り小さく商品をいっぱいにした袋に自分の財布とかを入れたバック。
この4点セットで自分を演出して、お店の人以外にも同じ会社の人も「大変そう」「あんなに商品持っていかなくてもいいんじゃないか?」と言っていたそうですがそういう事ではないんです。トラがやりたかったのは。
【お店から信頼をいただくってこんな苦労している姿を見せることも大切だっ】てことを会社の人間に、ほかのライバルのメーカーの営業に。
本当は重たかったです。
辛かったです。
エスカレーターやエレベーターがない階段には絶望しました。
でもこれを辞めなかったのは、自分を演出すること。だと思います?
これ違うんです。
本当は、「オレ生きてる!両手上げてここにいるよ!」って言いたかったんです。
自分のお店では本当に苦労しました。
売り上げが上がらないこと、資金繰りが苦しいこと。
お金が無いからストレスを発散するにもその手段もなかったこと。
そうした叫びがそうした演出だったのかもしれません。
でも、ここまでよんでくれた人にはトラの経験したことから、接客のスキルの本質を読み取っていただきたいです。
接客を極める。
一生かかるかもしれませんが、磨けば光るのが販売です。
少しづつでも確かな足取りで前に進んでいきましょう!
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